平成23年11月14日(月曜日)糖尿病教室「運動療法」
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日 時:11月14日(月曜日)午後1時30分〜2時30分
場 所:1階 リハビリ室にて    
テーマ:今年もみんなで体を動かしましょう!

@「阿波踊り体操」踊らにゃ損々! ※足が痛い人は座って踊ろう!!
A今、話題のカーヴィーダンスみんなでくびれを作りましょう!

《ミニ講座》
もう一度復習しましょう 運動療法・・・島看護師 糖尿病だと骨折しやすい?・・・大石菜摘子

〜冬の肩こり対策〜 まず最初に軽い体操から行いましょう
運動をして体重を減らすことは
糖尿病改善に大きな効果があります
〜天使の羽〜
ミトコンドリアの量が多いほど長生き?
体の肩甲骨の部分にたくさん存在します
〜運動種目別エネルギー消費量〜
運動の種類によってエネルギー消費量は様々
自分に合った運動を続けましょう!
〜運動の効果〜 〜150kcal消費する運動と時間〜 〜運動前のメディカルチェックが大切〜
〜工夫次第で運動量が増やせます〜 参加者全員でビデオを観ながら『カービーダンス』を踊りました
ロコモティブシンドローム:運動器症候群
メタボリックシンドロームとともに最近話題に
〜ロコチェック〜
上記質問で自己チェックしてみましょう!
ミニ講座:糖尿病だと骨折しやすい?
寝たきりになる原因について解説

平成23年9月12日(月曜日)糖尿病教室「食事療法」
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日 時:9月12日(月曜日)午後1時30分〜2時30分
場 所:東館3階多目的ホール
テーマ「糖尿病の食事療法」

最も身近な栄養食品!!?・・・酢のお話 
「肥満防止に酢」は本当? 食酢の血糖値に対する効果は?
  酢を摂取する場合の調理・献立への工夫
         
ゆっくり食べて血糖を下げるコツetc・・・・・

〜管理栄養士Yさんによる「食事療法」の講演〜 〜食品交換表から〜
語呂合わせで覚えてみましょう!
〜食品交換表から〜
同じ表の食品は交換して食べることができる
〜食品交換表から〜
別の表の食品とは交換できない
〜世界のお酢〜
ワインやシャンパンからもお酢が作られています
〜お酢を使った料理〜
砂糖の量に注意・油で揚げずに焼く工夫を!
〜秋の果物1単位〜
“いちじく”など美味しい季節ですね
でも食べ過ぎに注意しましょう!
〜健やかな食生活を送るために〜
食品中の一成分だけに着目しない
上手に食品を選択し、食生活の中に取り込む

〜看護師のSさんによる講演〜
タイトルは「かめはめは〜」
ゆっくり、しっかり噛んで食べる(噛む回数を多くする)ことで血糖値の上昇を抑えることができます
参加された患者さん全員に炊き立ての“白米”と“玄米”を同じ量食べていただき
噛む回数をカウントしていただきました。
白米に比べ、玄米の方が固い分だけ噛む回数が多くなるようですね
〜菜摘子先生閉会挨拶〜
糖尿病友の会「オレンジ新聞」発行の案内、
今後の行事予定など発表して終了しました

平成23年7月11日(月曜日)糖尿病教室「フィットケアとシックデイ」
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日 時:7月11日(月曜日)午後1時30分〜2時30分
場 所:東館3階多目的ホール
テーマ「糖尿病のフットケア」「低血糖とシックデイ」
あなたの素足、自信ありますか?             風邪をひいた時、低血糖になった時、どのようにしていますか?
     正しい知識と、美しい足を他に入れましょう。
講 師:看護師

「血糖値について」「なぜ低血糖になるの?」「低血糖はどんな時になるの?」患者さんに質問しながら一緒に学習しました。
最初の演題「低血糖」
演者は病棟看護部のIさん。
こわ〜い!「無自覚低血糖」について解説。 自動車運転中の事故(てんかんによる意識喪失)
の話題から、低血糖による意識喪失の
恐ろしさについて分かりやすく丁寧に解説。
2つ目の演題は「シックデイ」
演者は病棟看護部のKさん。
「シックデイ」とは
発熱、嘔吐、下痢、食欲不振などにより
通常の食事を摂れない場合をいいます。
大切な「4つのルール」について解説
ルール2:早めに(迷わずに)主治医と連絡を
とる事が大切です。
インスリン投与中・経口薬服用中
シックデイで食事が摂れない時はどうする?
“オレンジ新聞”7月号本日発刊しました!
大石菜摘子医師(糖尿病専門医)
ちょっとブレイク。
病棟看護部のSさんが講演の合間に
「清涼飲料水のカロリー表示の読み方」
について解説しました。
清涼飲料水(500ml)によっては
スティックシュガー3g入り7.5〜17本分相当の
砂糖が入っている商品もあります。!
3つ目の演題は「フットケア」
外来看護部のUさんが講演しました。
イラストを使ってわかりやすく解説。
糖尿病教室後の「大石病院オレンジチーム」反省会。菜摘子先生から職員にねぎらいの言葉が・・・。次回開催予定日は9月12日(月曜日)です。

平成23年5月30日(月曜日)糖尿病教室「血糖コントロールが良くなる方法を一緒に考えましょう」
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日 時:5月30日(月)1時30分〜
場 所:東館3階多目的ホール

テーマ:「血糖コントロールが良くなる方法を一緒に考えましょう」
     糖尿病の治療の場には新薬も次々と登場し、便利な機器や糖分控え目の食材など、
     選択肢は増えています。さあ、あなたはどれを選びますか?
講 師:大石 菜摘子(内科医師)

本日のテーマは
“血糖コントロールが良くなる方法を
一緒に考えましょう”
糖代謝のしくみとインスリンの働きについて
分かりやすく説明しています
キーワードは「インスリン」
これからテーブル対抗でゲームを行います!
糖尿病の病態である“インスリン抵抗性”と“インスリン分泌低下”について理解していただくために、
参加者を4つのテーブルに分けて体験型ゲームを行いました。
ゲーム終了後にもう一度、「糖尿病について」おさらいをしました
HbA1cの値が同程度ならば
血糖値の変動が少ない方がいいですね
繰り返す食後の高血糖が血管を傷つけています 「食後血糖を上げない方法」
その中でも食後の運動は効果的です
自分の血糖値に関心を持っていただくため実際に血糖測定器を使って血糖を測りました “ゴーヤを食べよう”
栄養科作成のレシピに目を通す患者さん

平成23年3月14日(月曜日)糖尿病教室 みんなで踊ろう!「阿波踊り体操」
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日 時:3月14日(月曜日)13時30分〜

場 所:1階リハビリテーション室にて
テーマ:みんなで踊ろう!「阿波踊り体操」
  イスに座ったまま踊ることもできるので、足腰に不安のある方も大丈夫!
 
ミニレクチャー:膝痛教室
講 師:大石 豪彦(副院長)

今回は糖尿病の運動療法として「阿波踊り体操」を取り上げました。 徳島県は糖尿病で亡くなった人の割合が
全国平均を大きく上回り、2005年まで
14年連続で全国ワースト1位でした。
徳島大学開放実践センターの田中教授が
糖尿病対策として阿波踊りをアレンジした
運動療法を構成されました。
徳島県では「阿波踊り体操」が人気となり、
糖尿病で亡くなる人の割合も改善されました。
リハビリテーション室に集まっていただき
ビデオを観ながらみんなで体操を行いました。
音楽と動画に合わせて
楽しく元気に
ミニレクチャーとして「膝痛教室」を開催 講師は整形外科医の副院長
最後にシニア向けの体操を行いました。
前に立って踊っているのは当病院リハビリ部の職員です。お疲れ様。
本日発刊した糖尿病友の会
“オレンジ”新聞に目を通す患者さん。

平成23年2月14日(月曜日)糖尿病教室『自覚症状なし!でも、待ったなし!の糖尿病合併症』
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日 時:2月14日(月)1時30分〜
場 所:東館3階多目的ホール
テーマ:「自覚症状なし!でも、待ったなし!の糖尿病合併症」
講 師:内科医師
医師・・・・・・・『血糖コントロールが悪いですね。HbA1c8%ですよ。』
   患者さん・・・・『えっ?でも私元気ですよ。どこも悪くないし。』

症状が出ないのが糖尿病です。でも血糖値の高い状態が続くと、様々な合併症が静かに進行していきます。
(あれっ?おかしいな。)と思ったときには、大切な何かを失わないといけない状態のこともあります。
もう一度あなたの糖尿病を一緒に見直してみましょう。

本日の講師は内科医師 当病院患者さんのHbA1cのデータから 糖尿病治療のキーワードは
合併症です!
合併症発症時期のグラフから ブドウ糖はエネルギーです
(車でいえばガソリン)
ケトアシドーシスについて解説
質問形式で楽しくわかりやすく講演しました。
寝たきりとなる主な原因について 糖尿病の進行について まとめ

平成22年11月8日(月曜日)糖尿病教室『合併症について』
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日 時:11月8日(月)13:30〜
場 所:東館3階多目的ホール
テーマ:「糖尿病の合併症」 
    
これでケアは完璧!!『頭の天辺から足の爪先まで』
講 師:看護師
や口のケアから、足の爪先のケアまで糖尿病の方は特に気をつけていただきたい点が色々あります。
今回は看護師が一つずつそのポイントをお話ししました。


 
本日の講師は当院看護師。合併症について分かりやすく解説しました。 足病変について
糖尿病患者さん向け月刊誌
「さかえ」の紹介
視力低下の日常チェックについて
(見え方に異常がないかを新聞で確認)
大きな目玉の模型を使って
眼球の奥を理解しよう!
糖尿病内科の菜摘子先生によるお知らせと閉会の挨拶
11/13〜15は全国糖尿病週間です。各地で様々な催し物があり、当院も参加しています。

平成22年9月13日(月曜日)糖尿病教室「糖尿病の食事療法」
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日 時:9月13日(月曜日)13:30〜
場 所:東館3階多目的ホール
テーマ「糖尿病の食事療法」
    
低GI食品を上手に取り入れよう
    
食品の表示について
    
トランス脂肪酸について
講 師:管理栄養士

最近話題のGI食品やノン・ゼロカロリー商品の表示等について分かりやすく解説しました。

講演の前に菜摘子先生より
新任管理栄養士2名の紹介がありました。
本日の講師は管理栄養士のHさん。
参加された方を4つのテーブルに分けて、
テーブル対抗クイズなども取り入れて
楽しく講演できました。
クイズ@〈食品交換表から〉
ビールはご飯と交換できるでしょうか?・・・
正解は×できません。
    ビールは嗜好食品、ご飯は表1のグループ。
    違うグループ同士で交換できません。
クイズB〈食品交換表から〉
朝食に納豆1パック食べていましたが、
冷奴(100g)に変えようと思います。
納豆と豆腐は交換できますか?
正解は交換できます。
   納豆1パックで1単位、冷奴の豆腐100gで
  1単位となり両方とも表3のグループになります。

低GI食品について(解説)
    ・GI=グリセミック・インデックス
     (食品に含まれる糖質の体に対する吸収度合いを示すもので、数値で表します)
    ・GI値が高い食品=食後の血糖を上げやすい。
    低GI食品とは・・・「血糖値の上昇が緩やかな食品」カロリーが低いとは限りません。
    ・GIの定義→70以上(高GI食品) 56〜69(中GI食品) 55以下(低GI食品)
    ・高GI食品の特徴・・・炭水化物が主で、ブドウ糖を多く含むもの
    低GI食品の特徴・・・ブドウ糖などの糖質が少なく、食物繊維を多く含むもの
ジャガ芋や山芋は高GI食品で、繊維質の多い
さつま芋は低GI食品に分類されます。
高GI食品はどれでしょう?
れんこん、プレーンヨーグルト、ウィンナー、
イチゴジャム、あんぱん、きゅうりの中から
選んでください。

正解はイチゴジャム(GI値82)と
    あんぱん(GI値94)です。
高GIの果物はどれでしょう?
スイカ、イチゴ、グレープフルーツ、柿の中から
選んでください。

正解はスイカ(GI値59)です。
    ちなみに、いちご(GI値29)、柿(GI値36)
    グレープフルーツ(GI値29)
最近話題のゼロ・ノンカロリー商品について
その表示基準など、分かりやすく解説。
穏かな食生活を送るために・・・
 食品中の一成分だけに着目しない。
   (同じ食品ばかり摂取しない)
 上手に食品を選択し食生活の中に取り込む。
菜摘子先生、閉会の挨拶
10月17日に予定されている福山糖尿病友の会
“合同グランドゴルフ大会”への
参加呼びかけがありました。

平成22年7月12日(月曜日)糖尿病教室「知って楽しいお薬の話」
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日 時:7月12日(月曜日)13:30〜
場 所:東館3階多目的ホール
テーマ:「知って楽しいお薬の話」
講 師:薬剤師

今回の講演の主な内容は・・・
お薬の歴史   ●服用し忘れた時はどうすればいいの?  夢の新薬登場について 
その他、お薬に関する楽しい話題が盛りだくさん!

講演が始まる前にちょっとクイズを。
自分自身が現在服用している内服薬(シートから出している)の番号を記入してもらいました。
お薬の形や色も様々で裸錠だと皆さんなかなか見分けが付かないようです。
WHO IS HE?
「坂の上の雲」で話題の、日本騎兵の父と
呼ばれた“秋山好古”さんも晩年は糖尿病に
苦しんだといわれています。
のみ薬の歴史を復習 α-GI薬の代表的副作用は
“おならが出やすくなる”こと。
その“おなら”にも驚きの予防効果が?!?
最近、糖尿病治療薬もどんどん進化していて、
新しい薬剤や合剤も次々に登場しています。
つい先日、発売になったばかりの
“ビクトーザ”の使い方を分かりやすく説明。
あなたのインスリンは何色?
インスリンには様々な種類があり、
(速効型・超速効型・混合型・中間型など)
各種類によって色分けされています。
海外旅行などに行かれる際は、
「事前に糖尿病食を予約しましょう」
どこの航空会社でも快く引き受けてくれます。
糖尿病をきちんとコントロールして
   ○健康寿命の延ばしましょう!
   ○自分らしい豊かな人生を送りましょう!
   ○毎日の療養生活を楽しく過ごしましょう!
菜摘子先生から新しい糖尿病治療薬
“ビクトーザ”取り扱いについての
詳しい説明がありました。
「福山糖尿病友の会 合同グランドゴルフ大会
開催の案内。(↑クリック)
2010年10月17日(日曜日)9:00〜14:00
患者さんやご家族の方も参加OKです。


平成22年5月31日(月曜日)糖尿病教室「糖尿病最新情報」をお届けします!
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日 時:5月31日(月)13:30〜
場 所:東館3階多目的ホール
テーマ:「糖尿病の最新情報」をお届けします!
講 師:大石菜摘子医師

  • 新しい作用を持つお薬登場!
  • 吸入インスリンができるかも ?
  • 糖尿病の診断基準が11年ぶりに変わる!
  • 中国では10人に1人が糖尿病!
    この1年で変わった事や新しい話題をまとめてお話します。


今回の演題は“「糖尿病の最新情報」をお届けします!”でした。
月末のお忙しい時期にもかかわらず、多くの患者さんに参加していただきました。
〈糖尿病患者数の推移〉・・・国内集計
糖尿病予備軍と糖尿病有病者を合わせると、
2007年では2210万人に達するといわれています。
〈2010年7月1日から糖尿病の新しい診断基準となります〉
  その主なポイントは・・・・
  ◇HbA1cが補助的な診断から、より上位の診断基準に取り入れられた。
  ◇血糖値とHbA1cを同時にはかれば1日で診断できる。
  ◇HbA1cの基準値が6.5%から6.1%に変更された。
  ◇血糖値が高く、HbA1cが6.1%以上なら糖尿病と診断される。
〈どんな治療をすればよいのでしょうか?〉
◇糖尿病治療の基本は、食事療法と運動療法。
  すなわち生活習慣病の是正です。
◇効果不十分なときは薬物療法を追加します。
食品交換表の使い方とその大切さを説明 〈食後血糖値が高くなるのはどっち?〉
正解は“ごはん”
食後血糖を高くするのは炭水化物なんです。
新しい吸入インスリンがアメリカで申請されました。
日本で発売されるのはまだ先のようですね。
      〈メタボリックメモリー〉〜高血糖の記憶〜
糖尿病になったら、高血糖が記憶されないうちに
できるだけ早く血糖値をコントロールすることが
大切といわれています。
〈100Kcal消費する運動と時間〉体重60Kgの場合
◇軽い散歩→約30分 ◇自転車(平地)→約20分
◇ウォーキング(速歩)→約25分 
◇ジョギング(強い)→約10分
◇水泳(クロール)→約5分
〈100gの脂肪がおなかについたと仮定します〉
100gの脂肪=約700Kcalなので、この脂肪を
燃焼しようとすると、散歩ならば約210分
6時間30分も歩かなければならないことになります。