★場 所：東館3階多目的ホール
★テーマ：「糖尿病の合併症」について
★講 師：大石菜摘子（内科医師）
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
“糖尿病合併症物語”～健康で長生きするために～
◎合併症になると、どうなるのでしょう？
◎合併症の危機を乗り越えた人は何をしたのでしょうか？
・・・・・・そのような疑問に専門医がわかりやすく解説しました。
大石菜摘子医師
日常生活を健康的に送ることのできる期間
男性平均：70.42歳 女性平均：73.62歳
女性で12.68年 というデータ（2010年）が出ています
広島県の女性は46位で72.69歳、男性は30位で70.22歳
あまりいい成績ではありませんね・・・
細小血管（三大合併症） しめじ 大血管（動脈硬化）えのき
★糖尿病神経障害（し） ●足の病気（壊疽など）（え）
★糖尿病網膜症（め） ●脳卒中（の）
★糖尿病腎症（じ） ●狭心症、心筋梗塞（き）
「人は血管と共に老いる」と言われています。
この日参加していただいた方全員に15の質問に答えていただきました。
（下にあるチェックリストを参考にしてください）
「糖尿病眼手帳」も活用してください。
- 日本で糖尿病腎症が原因で透析療法を受けている数は10万7,985人
- 人工透析の費用は患者1人当たり年間500万円
- 適切な治療を受けないと、発症してから20～30年で腎不全まで進行するケースが多い
- たばこは腎症の危険因子となる。禁煙しただけで腎症の進行を30％減らすことができる
只今、会員を募集中です！！
・ 毎月「さかえ」←糖尿病雑誌をお届けします。
・ 年に2回の「お食事会」があります。
・ ウォークラリー・グランドゴルフ大会への参加も。
・ 月に１回、川柳句会を催しています。
◎４月の予定は4/5（金）、4/11（木）、4/22（月）の４回 ◎時間は午前９時３０分～１１時 ◎場所は当院外来待合室
食事や栄養について、わからないことや聞きたいことがありましたら、どうぞお気軽に声をかけてください。
毎月第３月曜日の午後６時４０分～４７分（77.7ＭＨｚ）
「きらめきステーション」というコーナーで紹介されます
糖尿病の話題etc・・ぜひ聴いてみてください！！
② 今までに、足に強い痛み（焼けるような痛み）を感じたことがありますか？
③ 足が何かに触れた時、強く不快な感じがしたことはありますか？
④ あなたは、足がつることがよくありますか？
⑤ 今までに、足にちくちくした痛みを感じたことがありますか？
⑥ 掛布団が触っても痛いですか？
⑦ 浴槽に入ったり、シャワーを浴びたりした時、熱いか、冷たいか、分かりますか？
⑧ 今までに、足の皮膚がくずれて深い傷になったことがありますか？
⑨ 今までに、医師から足の神経が障害されていると言われたことがありますか？
⑩ いつも足がだる思い感じがしていますか？
⑪ あなたの足の症状は、夜になると悪くなりますか？
⑫ 歩くと、足が痛みますか？
⑬ 歩いているときに、足がしっかり地についている感じがしていますか？
⑭ 足の皮膚が乾燥して、ひび割れて血が出ることがありますか？
⑮ 今までに、足・足指の切断手術を受けたことがありますか？
② A はい B いいえ
③ A はい B いいえ
④ A はい B いいえ
⑤ A はい B いいえ
⑥ A はい B いいえ
⑦ A いいえ B はい
⑧ A はい B いいえ
⑨ A はい B いいえ
⑩ A はい B いいえ
⑪ A はい B いいえ
⑫ A はい B いいえ
⑬ A いいえ B はい
⑭ A はい B いいえ
⑮ A はい B いいえ
★場 所：東館3階多目的ホール
★テーマ①：「知って安心 お薬の話」
★テーマ②：「調剤薬局 薬剤師より糖尿病薬についてのお話」
★講 師：病院薬剤師・調剤薬局薬剤師
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
◎今回の講演の主な内容は・・・
～～～～～～～テーマ①～～～～～～～～～～
おくすり○×クイズで頭の中を整理しましょう。
インスリン製剤はインスリンと同じ？ ・ 低血糖が起こった時は砂糖を口にしたらよい？ ・ みかんを食べると血糖が高くなる！？・etc
～～～～～～～テーマ②～～～～～～～～～～
糖尿病のお薬との付き合い方
・ お薬の用法・用量を守る大切さについて ・ お薬手帳について ・ お薬を飲んでいて、気になることがあったら
見た目は似てるけど・・・
検査結果にもいい影響が・・・
次回（3/25）開催予定の案内がありました
★場 所：リハビリテーション室
★テーマ：「糖尿病の運動療法」
★講 師：看護師（井上・島）
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
◎なぜ運動療法が血糖の改善に有効なのでしょうか？
運動の種類・目標値・強さは？いつ、どんな格好でするのがいいの？
ＢＭＩ・メタボってなに？・・etc
◎「メタボの真実○×クイズ」「間違い探しクイズ」で楽しく学習。
◎「誰にでもできるエアロビック」初級編～イスを使って～（日本イーライリリー社提供）
DVDを観ながら皆で体操しましょう。
健診で測定する腹囲は同じである。 →答えは×
健診では、ベルトの位置ではなく、
へその位置の腹囲が用いられます。
→答えはもちろん×
高齢者はＢＭＩ高値、中年ではメタボは認知症の
リスクも高いそうです。
超えたら「メタボ」である →答えは×
血圧・血糖・脂質に異常がなければメタボではありません。
ただの上半身肥満になります。
それほど気にしなくてもよい。→答えは×
中性脂肪が変動しやすい人も狭心症や
心筋梗塞になりやすいそうです。
ほぼ同じ減量効果が得られる。
答えは○
代謝異常（血圧・血糖・中性脂肪）は改善しない。
答えは×
エアロビックを体験しました。
「運動不足解消で血糖値を改善」
健康寿命を延ばすにはこまめな運動から・・・
本日の勉強会は終了しました。
次回は来年1月28日を予定しています。
★場 所 ： 東館3階多目的ホール
★テ－マ ： 「糖尿病の食事療法」 ◎血糖値を上げない食生活のススメ
★講 師 ： 管理栄養士
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
◎糖尿病の食事療法は、・・・・・
＊カロリーとりすぎはダメ ＊計算が面倒・・・難しい ＊おいしいものは食べられない・・etc
・・で、続かないことがあります。
そこで、今話題の「糖質制限食」など、知って得する血糖値を上げない食生活のポイントをご紹介します。
「福山糖尿病友の会 グランドゴルフ大会」 の模様についてプレゼンテーションがありました。
“血糖値を上げない食生活のススメ”
演者は管理栄養士のNさん
サーロインステーキとそうめんのどっちを選ぶ？
ステーキは“高エネルギーだけど、低糖質”
そうめんは“低エネルギーだけど、高糖質”
バナナ・いちじく・柿などが糖質が多いですね。
今年7月の“オレンジ”食事会は「飛天楼」で開催。
その時のメニューの一部を紹介しました。
キーワードは“糖質”
◎糖質（炭水化物）を摂り過ぎない
◎糖質の吸収を抑える食べ方をする
「糖質制限食を食べてみよう」のパンフレット紹介と、
本日参加者へのお礼の挨拶で閉会しました。
★場 所：東館3階多目的ホール
★テーマ：
①「低血糖とシックデイ」・・・・看護師
◎体調の変化で突然低血糖となり、慌てたことはありませんか？低血糖の症状、対応法を確認しましょう。
また、「風邪で食欲のない日のお薬はどうすればいいのか？」についてもお話しします。
②「靴のはき方･選び方」・・・・理学療法士◎糖尿病の方は足を大切にしなければいけません。
あなたの靴選びが正しいかどうか、チェックしてみましょう。
（糖尿病療養指導士）
病棟看護部のＥさん
ここで本日の参加者に対して5つの質問を・・
答えはすべて×ですね。
シックデイについて講演しました。
できるだけ、炭水化物を優先的に1日150グラム以上は摂る様に心がけてください。
「靴のはき方・選び方」について講演しました。
自分にぴったり合った靴を履くことが大切です。
糖尿病ウォークラリーについて紹介がありました。
★日 時：5月28日（月）1時30分～
★場 所：東館3階多目的ホール
★テーマ：「糖尿病治療 最前線！」
5/17～5/19に開催された日本糖尿病学会での
最新情報（新しい治療法・食事療法など）をお届けします！
★講 師：大石 菜摘子（内科医師）
年々増加しています
１位：中国、２位：インド、3位：米国
割合から見ても食事療法の大切さがわかります
その薬理作用を詳しく解説
6月10日に福山グランドゴルフ場にて開催予定
まだ、応募可能です！
★日 時：3月26日（月）1時30分～
★場 所：東館3階多目的ホール
★テーマ：「糖尿病合併症」
“この一年でわかったこと、わからなかったこと”
★講 師：大石 菜摘子（内科医師）
-------------------------------
◎糖尿病合併症には、網膜症、腎症、神経障害の他にも、脳梗塞、心筋梗塞、歯周病、
骨粗鬆症、癌 等あります。最新の情報やリスク、予防法についてお話しします。
日本の先行きが不安・・との記事が。その理由は
◎先進国に比べタバコの消費量が多い
◎肥満が少しずつ増加してきている
◎自殺率が高く、上昇している
糖尿病が原因で死亡した割合の県別調査では、
広島県の男性は日本で3番目に低い・・・
しかし、日本人の死因の上位で、がん、心疾患、
脳血管疾患など赤い丸はいずれも糖尿病の合併症です。
糖尿病の方はがんのリスクも高い・・・
様々ながんの中で“前立腺がん”以外はいずれも
リスクが高いというデータが出ています
網膜症・腎症・神経障害・足病変・歯周病・・・
「しめじ」の「し」→糖尿病性神経障害について解説
神経障害によって起る痛みを抑える話題の新薬について
「しめじ」の「め」→糖尿病網膜症について解説
「しめじ」の「じ」→糖尿病腎症について解説
糖尿病の人の血管について解説
新しいHbA1c(NGSP)が6.5％以上の場合は、糖尿病が強く疑われます。
★場 所：東館3階多目的ホール
★テーマ：「命をつなぐ薬の情報」
★講 師：薬剤師
～～～～～～～～～～～～～～
震災の時、いつも飲んでいる薬の名前がわからず、かかりつけ医とも連絡が取れずに困った人がたくさんいました。旅先で薬を紛失した際も同じ様な事が起こります。
今回は、薬の名前を簡単に覚えられる方法をご紹介します。
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
◎今回の教室参加者にお持ちいただいた物
◆いつも飲んでいる薬・インスリン ◆自己血糖測定器 ◆携帯電話又はデジカメ
お薬手帳の重要性について・・・震災時には、
お薬手帳がとても役立ったそうです。
自分の服用している薬を覚えていますか？
個人向けクラウド、Evernote、Dropboxを
利用する方法も紹介しました。
名前や色、形などを確認しています。
画像を保存。また、スマートフォンでＨＰへ
アクセスするなど体験しました。
効果や副作用を知ることも大切です。
「飲み忘れたら」「主な注意点」等も
合わせて確認しました。
覚えにくいですよね！そこで、かるたを使った
語呂合わせで簡単に覚える方法を考えました。
「写真」「語呂合わせとイラスト」
裏面には「名前」「写真」「成分」の他に
「正しい服用方法」が書いてあります。
ＤＰＰ-4阻害薬・インスリン分泌促進薬
◎グラクティブ→もぐらはアクティブ
◎ジャヌビア→ジャムとビール
◎エクア→エクレア
ＳＵ薬・インスリン分泌促進薬
◎アマリール
赤い「アマリリス」
甘栗食べたらアマリール
α-ｸﾞﾙｺｼﾀﾞｰｾﾞ阻害薬・食後高血糖改善薬
◎セイブル
セイブル飲んで血糖セーフ
セイウチ ブルブル
見た目、形は似ていますが、全く違います。
働きの違いを覚えておきましょう。
インスリン分泌増幅薬・ＧＬＰ-1類似薬
◎ビクトーザ
ビックな父（とう）さん
ブルトーザー
質疑応答とお礼の挨拶。
次回は3月26日（月曜日）を予定しています。