平成20年11月28日 糖尿病教室「食事療法」開催
『過去の尿教室』一覧表へ
日 時:11月28日(金)13:30〜
場 所:3階多目的ホール
テーマ:「糖尿病の食事療法」家庭でもう一品の小鉢料理
講 師:病院栄養士

  〜今回の主な講演内容は・・・〜
献立を立てる時、メインの料理はすぐ決まっても小鉢はなかなか思いつかないもの。
同じ味付けになったり、油を使う料理が重なったりしていませんか?そんな悩みをすっきり解消しましょう。
『小鉢のコツ』教えます。

本日使用した資料・ @小鉢のコツ  A年末年始の食生活  ←クリックするとPDFファイルが立ち上がります。
本日の演者は
管理栄養士の滝口さん。
「充足率ランキング」
H20年4月〜11月糖尿病で当院に
入院された患者さん24名対象
「メイン料理と小鉢料理」
患者さんに選んでもらい
栄養士がアドバイスしました。
「年末年始の食生活について」
熱心に資料に見入る患者さん。
患者さんからの質問に答える
大石菜摘子医師
勉強会参加のお礼と
糖尿病友の会“オレンジ”恒例の
クリスマス会の案内をして閉会しました。

平成20年9月29日 糖尿病教室『運動療法』開催
『過去の尿教室』一覧表へ
日 時: 9月29日(月曜日)午後1時30分〜2時30分
場 所: 大石病院3階ホール
テーマ: 「スポーツの秋です何か始めませんか!」
講 師: 大石菜摘子(内科)
 〜今回の主な講演内容は〜
正しいウォーキング方法 ラジオ体操でダイエット? 膝が痛くてもこれならできる! 運動が長寿の秘訣
「糖尿病の運動療法」
スポーツの秋です何か始めませんか!
講師は菜摘子先生。
「犬と散歩すると長生きする」
データで実証されています。
フリードマン,1995
「運動すると血糖値が下がります」
ゆっくり2.5Km歩いた前後の血糖値(例)
159r/dl→109r/dl
158r/dl→85r/dl
102r/dl→94r/dl
運動すると血糖値が下がります。それはなぜ?
@インスリンがよく出るようになる。 Aインスリンがよく働くようになる。 Bその他
正解はBで「インスリンとは関係なく、筋肉にブドウ糖が取り込まれるから」です。
最後はビデオを観ながら皆で
ダンベル体操を行いました。

平成20年7月14日 糖尿病教室『知って安心、お薬の話』開催
『過去の尿教室』一覧表へ
日 時:7月14日(月曜日)午後1時30分〜
場 所: 大石病院3階ホール
テーマ:『知って安心、お薬の話』 
 〜当院薬剤師が、糖尿病のお薬について楽しく、分かりやすく説明しました〜
講 師:薬剤師
このグラフは何でしょう?・・・・・糖尿病治療の実行度を表しています。
(左から)食事→運動→血糖測定→飲み薬→インスリン
患者さんの質問に笑顔で答える薬剤師
糖尿病の飲み薬には様々な種類があります。代表的な薬剤を写真で表示し、その作用を分かりやすく説明しました。
食べ物(糖)消化・吸収を遅らせる薬・・・・・・・・・・・・・・・・・・〈食後高血糖改善薬〉
 @α-グルコシダーゼ阻害薬  D速攻型インスリン分泌促進薬
インスリンの働きを高めて、糖の利用を促す薬・・・・・・・・・・〈インスリン抵抗性改善薬〉
 Aチアゾリジン薬  Bビグアナイド薬
インスリンの分泌を促す薬・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・〈インスリン分泌促進薬〉
 Cスルホニル尿素薬   D速攻型インスリン分泌促進薬
自分の服用している薬の名前、色・形・飲み方を伝えられるようにしましょう!
インスリンにも様々な種類があります。 薬を飲み忘れたときの対処法について 〜菜摘子先生挨拶〜
お暑い中ご参加ありがとうございました

平成20年5月26日 糖尿病教室 『診察室から聞こえるあんな声、こんな声』開催
日 時:5月26日(月曜日)午後1時30分〜
場 所: 大石病院3階ホール
テーマ:『診察室から聞こえるあんな声、こんな声』 〜あなたの疑問にお答えします〜
講 師:大石菜摘子医師
(^^ゞ「みんなと同じものを食べているのになぜ私だけ血糖値が高くなるの?」
(^_^;)「糖質ゼロなら安心ね!」
(^^ゞ「ごはんは子供の茶碗一杯分しか食べていません」
(^_^;)「何も食べないのに太るのです・・・」等など、診察室では毎日様々な声が聞こえてきます。
今回の糖尿病教室では、そのような患者さんの素朴な疑問に対してみなさんと楽しく学びながらお答えしました。
今日は「食事」と「血糖」を中心に患者さんから寄せられる様々な疑問に対して菜摘子医師が分かりやすくお答えしました。
また、上段右の写真は食後の血糖とインスリンの働きを理解していただく為にゲーム形式で、患者さんにも参加してもらい、楽しく学んでいるところです。
糖質ゼロと表示されている様々な飲料もよ〜く確認してみてください。
                 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・野菜ジュースやフルーツジュースも摂りすぎはよくありませんね。

〈まとめ〉
◎毎日少しずつのカロリーオーバーが太る原因
◎年齢とともに基礎代謝が低下し、太る原因
◎基礎代謝を高めるためには筋肉を増やすこと
◎2型糖尿病の原因は、インスリン分泌不全とインスリン抵抗性
◎飲み物や加工品を買うときには、かしこくなること
◎糖尿病の治療の基本は「食事と運動」

糖尿病友の会「オレンジ」活動の一環として『ダイエット倶楽部』を立ち上げました。目的は『生活習慣を見直し、血糖コントロールをよくすること。
倶楽部に入会された患者さんは3ヶ月後の目標体重(2kg減量・3kg減量・4kg減量の各コース)を申請。
運動や食事、血糖コントロールなど様々な努力目標に対して挑戦され、8月18日のゴールを目指して頑張ります。
〈ダイエット成功事例発表〉
5ヶ月で○kg減少!
〈血糖測定器の使用方法説明〉
血糖値に関心を持つことも大切!
〈運動コースの説明〉
無理のない運動メニューで
カロリーを消費しましょう
医師、看護師、栄養士、薬剤師がそれぞれの分野で患者さんにアドバイスしました。

『過去の尿教室』一覧表へ
平成20年4月24日 糖尿病教室(健康のための運動療法)〜開催
   
日 時: 4月24日(木曜日) 午後1時30分〜2時15分
場 所: 大石病院3階ホール
テーマ: 「健康のための運動療法」「転びにくい体づくり」
講 師: 理学療法士

糖尿病教室の後、午後2時20分から「オレンジ総会」
(役員選出・年間行事予定・会計報告)を行いました。  
理学療法士による講演「健康のための運動療法」 「内臓脂肪減少」シートを使って解説
一週間の活動量を調べましょう! 続いて「転倒予防のコツ」 菜摘子先生挨拶
転倒予防は「ぬ・か・づけ」と覚えましょう!
ぬれている所はすべりやすいので、
気をつけよう
かいだん、段差があるところは
転びやすいので、気をつけよう
片づけていない部屋は
つまずきやすいから、気をつけよう

『過去の尿教室』一覧表へ
平成20年3月24日 糖尿病教室(合併症について)〜健康で長生きするコツ開催
 日 時: 3月24日(月曜日) 午後1時30分〜2時30分
場 所: 大石病院3階ホール
テーマ: 「合併症について」 〜健康で長生きするコツ〜
講 師: 大石菜摘子医師
〜開会の挨拶〜
年度末でお忙しいところ、ご参加いただき
ありがとうございました
今日のテーマは「元気で長生きするコツ」
アンケートに答えてもらいながら
楽しく学びました
高齢者の平均余命は、平均寿命よりも長い
糖尿病とのお付き合いも、まだまだ長い
アニメーションを用いながら、さらに
わかりやすく合併症について学習しました
真剣にアンケート用紙を見つめる患者さん 何歳まで元気で生きたいですか?との質問に
「100歳」と記入!
〜「あなたの骨の健康度チェック」を使って
糖尿病は骨折とも深い関係があります
閉会の挨拶と、大石病院糖尿病友の会「オレンジ」入会のご案内
4月から1年間 会費は2400円 月刊「さかえ」をお届けします
活動内容→会報「オレンジ新聞」発行 ・お食事会 ・句会 ・ウォークラリー参加etc

平均寿命→男性79歳 女性85.81歳
平均余命(高齢者の平均余命は、平均寿命よりも長いのです)
年齢 0歳 65歳 70歳 75歳 80歳 85歳 90歳 95歳
男性 79.00 83.45 84.69 86.30 88.45 91.09 94.32 98.08
女性 85.81 88.44 89.12 9004 91.32 93.13 95.66 98.88
寝たきりになる原因→1位 脳血管疾患 2位 高齢による衰弱 3位 骨折、転倒 4位 認知症
脳卒中と糖尿病→糖尿病の人が脳卒中になるリスクは2〜3倍
骨折と糖尿病→糖尿病の人が骨折するリスクは約2倍 U型糖尿病の人は骨密度が高いにもかかわらず、骨折しやすい
認知症→多いのは、アルツハイマー型認知症。次に脳血管型認知症
アルツハイマーと糖尿病→糖尿病の人がアルツハイマーになるリスクは4.6倍
脳血管性認知症と糖尿病→糖尿病の人が脳血管性認知症になるリスクは2.7倍
認知症を予防する為には→・食事 ・運動 ・頭の体操 ・人との接触

『過去の尿教室』一覧表へ
平成20年1月28日 糖尿病教室 (フットケア・低血糖とシックデイ)開催
日 時: 1月28日(月曜日) 午後1時30分〜2時30分
場 所: 大石病院3階ホール
テーマ: 「フットケアと神経障害」 「低血糖とシックデイ」
講 師: 看護師
「糖尿病の患者さんにはフットケアが特に重要です」フットケアとは? FOOT(足)CARE(養生)=足の手入れ
菜摘子先と大石病院DMチーム担当者挨拶(総合司会は写真手前の藤井看護師)
島看護師は『フットケアと神経障害』について説明。患者さんからいただいたアンケートをもとに様々な情報を提供しました。
串田看護師は『低血糖とシックデイ』について、より理解していただく為にクイズ形式を用いて楽しく解説しました。
  
最後に本日参加の皆さんに糖尿病治療に対する理解を深めていただく為に、
現在当院で糖尿病治療中の患者さんお二人から自分自身の体験談を語っていただきました。

シックデイ(sick day)って、ご存知ですか? →発熱、嘔吐、下痢、食欲不振などにより、通常の食事が摂れない場合をいいます。文字通り「病気の日」ですね 風邪を引いたり怪我をしたり、どこかに炎症を起こしたり・・・糖尿病以外の病気にかかった時は、特に血糖値が乱れやすくなります。

【シックデイ・ルール 4か条】

ルール1温かく、安静にする ・・・基本です。
風邪を引いても、「仕事や家のことをしなければいけないから・・」といってがんばっていたりしていませんか? とにかく、温かくして寝ている・・・・・。というのが大事です。

ルール2早めに主治医と連絡をと ・・・迷わずに。
全く食事が摂れない。下痢や嘔吐が続く。腹痛が強い。 38度以上の熱が続く。 高血糖が続く。(250mg/dl以上) お薬やインスリンの量をどうしたらいいのかわからない。こんな時は迷わず主治医に連絡し、早めに受診しましょう。

ルール3食事・水分・電解質を摂る ・・・水分 1 リットル が目安。
発熱・嘔吐・下痢などの症状がある時は、体が温まる消化が良い。 水分・電解質が補給できるもの をできるだけ摂るように努力してください。    
例えば・・・うどん、おじや+シチュー、鍋物+果物   ・ 食欲「0」なら・・・おかゆと梅干、野菜スープ、味噌汁、ジュースなど 体調が悪い時は胃腸も弱っていますから人肌程度に温めてゆっくりチビチビ摂取しましょう。

ルール4病状チェックをこまめにする ・・・大切です。
血糖値(毎食前・寝る前)、体温、食事量、自覚症状 「いつから、何がどうだ」というような情報が聞けると、医師としては大変助かります。 また、こまめに検査することで体調の変化を早めに知ることができます。

『過去の尿教室』一覧表へ
平成19年11月26日 糖尿病教室(薬物療法)開催

日 時: 11月26日(月曜日) 午後1時30分〜2時30分
場 所: 大石病院3階ホール
テーマ:「糖尿病の薬物療法」
 講 師:病院薬剤師

当院薬剤師が『糖尿病の薬物療法』をクイズ形式でとても分かりやすく講演しました。
『薬物療法のポイント』→食事療法や運動療法がきちんと行われていれば、最小限のお薬で最大限の効果が期待できます!
3テーブルに分かれ、チーム対抗で力をあわせて問題を解きました。
質問3 「インスリン」○×クイズ
@インスリン注射は痛い?  Aインスリンを打ち始めたら、止められない?
Bインスリンを打つような人はだいぶん悪い?  Cインスリンを飲むと血糖が下がる?・・・・・・・・・・→正解は全て×です。
薬剤師から出された質問に対してパンフレットなどを使い、熱心に解答をさがす患者さん
テーブルを回って患者さんにアドバイスする菜摘子先生 低血糖症状は「はひふへほ」と覚えてください
「菜摘子先生の閉会挨拶」
今日はお忙しい中、教室に参加いただきありがとうございました。
糖尿病の治療には食事療法、運動療法と並んで、薬物療法のことをよく知ることが大切です。
今日習ったことを明日からの治療に役立ててください!

『過去の尿教室』一覧表へ
平成19年9月28日 糖尿病教室(食事編)開催

日 時: 9月28日(金曜日) 午後1時30分〜2時30分
場 所: 大石病院3階ホール
テーマ:クイズで楽しく学びましょう!!「糖尿病の食事療法」
 講 師:病院栄養士
『本日の勉強会メニュー』
◇食事療法の基本ポイント
◇三大栄養素
◇食品交換表を見ながらバランスよく適量で
◇クイズ!

問題@
糖尿病の食事療法の基本はカロリーを制限することにあり、なるべく食事の量を減らすために数日に一食くらいは抜くことが必要である。○か×か?
問題A
食品交換表で、ごはんの1単位は80グラムである。1食に3単位とるように指導された人は、1食に240グラムとるべきである。○か×か?
問題B
卵1個は1単位に相当する。牛乳200ccも1単位に相当するので、これらを交換して食べてよい。○か×か?
問題C
アルコール(酒)はカロリーが高いので、飲んだ時は表1と交換し、ご飯を減らさなければならない。○か×か?

その他、食品交換表のグループ分けクイズや調製豆乳と無調整豆乳の違い、お肉・お魚の種類別カロリーあてクイズなど、
教室参加者を4つのチーム(あんぱん・ビール・かりんとう・大福)に分けチーム対抗クイズ大会を行い、見事優勝したの、は37点獲得の「ビールチーム」でした。

本日の講師は栄養士。菜摘子医師が患者さんに優しくアドバイスしています。
食品交換表のグループ分けクイズはイラストを使ってわかりやすく解説しました。