平成26年3月24日(月曜日)糖尿病教室『どんどん変わる合併症 新常識』
日 時:3月24日(月)13時30分~
場 所:東館3階多目的ホール
テーマ: “どんどん変わる合併症 新常識”
◎これもやっぱり腎臓の合併症だったんだ! ◎生活習慣病のあの薬が網膜症を予防してくれる? ◎意外な薬が足のしびれ・痛みによく効いた!
講 師:大石 菜摘子(内科医師)

     
 本日の講師は糖尿病内科 菜摘子先生
テーマは「どんどん変わる合併症 新常識」
糖尿病の合併症は血管病
頭文字から“しめじ”と“えのき”
糖尿病治療の目標は、「健康な人と変わらない日常生活の質(QOL)の維持、健康な人と変わらない寿命の確保」 です。
     
長生きしている糖尿病患者さんとは
どんな人でしょうか? 
長生きする人の方がHbA1cの値がよい
(データとして示されています) 
円グラフは当院で糖尿病治療中の患者さんの
2月度HbA1cのデータです。 
     
 糖尿病性神経障害について ピリピリ、ジンジン、チクチクなどの神経症状をとるのは、抗不整脈、抗うつ薬、抗てんかん薬などの意外なお薬です。  ~オレンジ会員さんとの懇親会~
鞆の浦散策の様子
 
平成26年1月27日(月曜日)糖尿病教室『知って安心 お薬の話』
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日 時:1月27日(月曜日)13:30~
場 所:東館3階多目的ホール
テーマ:「知って安心 お薬の話」  
講 師:薬剤師

今回の講演の主な内容は・・・
   どうして血糖測定をするの? 
    血糖変動ってなに?
    新薬が出るって本当?etc・・・です。


     
S調剤薬局Iさんによる講演
「皮膚トラブルとスキンケアについて」
続いて当病院薬剤師による講演
「知って安心 お薬の話」
食事療法・運動療法が基本です!
     
「血糖測定のABC」
気づく・行動を振り返る・次に活かす
ヘモグロビンA1cの値は同じなら、
一日の血糖変動が少ない方がいいですね!
糖尿病の合併症
「えのき」と「しめじ」で覚えましょう! 
     
最近では、インスリン製剤も改良されて使い安い製剤も発売されています。 インスリンの配合剤もデビュー 
     
今年は全く新しい作用機序を持つ糖尿病薬、SGLT2阻害薬が製薬会社各社から発売される予定です。
     
針刺しなしで血糖測定ができる日も近い??
(日本では発売されていません)
アメリカでは、血糖値を測定する
スマートコンタクトレンズも開発中
閉会の挨拶は糖尿病内科 菜摘子先生  
 
 
 
平成25年11月14日(木曜日)糖尿病教室 『運動療法 セラバンドを使って体を動かそう!』
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日 時 : 11月14日(木)13:30~
場 所 : リハビリテーション室
テ-マ : 「糖尿病の運動療法」
講 師 : 理学療法士
◎セラバンドを使って体を動かそう! ◎スロージョギングを体験しよう!
11月14日は『世界糖尿病デー』
当院では、11/11(月)~11/16(土)の一週間を糖尿病週間として様々なキャンペーンを企画、展開しました。     

     
 本日の講師は理学療法士のSさん  有酸素運動の代表例 有酸素運動が有効な理由 
     
 やさしい言葉で解説すると・・・  運動の強度・量・頻度 運動する時間帯 
     
運動時の注意点  セラバンドを使って筋力アップ運動を。
     
 理学療法士の指導の下、全員がセラバンドを使って上半身の運動をしました。
     
 キーワードは「健康の娯楽化」
運動を楽しみましょう!
スロージョギング体験  閉会の挨拶は糖尿病内科 菜摘子先生 
 
平成25年9月30日(月曜日)糖尿病教室『食事療法~果物との上手な付き合い方~』
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日 時 : 9月30日(月)13:30~
場 所 : 東館3階多目的ホール
テ-マ : 「糖尿病の食事療法」
                ◎糖尿病の方に知っておいて欲しい果物との上手な付き合い方
講 師 : 管理栄養士


実りの秋がやってきました!
ビタミンと食物繊維たっぷりの果物は、“美容と健康に効果的”といわれていますが、
糖尿病患者さんにとっては、血糖コントロールの影響も気になるところ。
いつ、どのタイミングで、どのくらい食べたらいいのか?・・など、
果物との上手な付き合い方をお伝えします。




     
 果物と野菜を比べてみると・・・ 果糖は糖の中で最も甘みが強く、
果物に多く含まれています。 
 果糖はGI値が低いという特徴があります。
     
果糖は中性脂肪を上昇させる太りやすい糖です。     これからクイズを始めます!
     
 “みかん”と“バナナ”
糖質が少ないのは→みかん
 クリームパン”と“食パン”
糖質が少ないのは→食パン
“干し柿”と“柿”
糖質が少ないのは→柿 
     
“サンドウィッチ”と“おにぎり”
糖質が少ないのは→サンドウィッチ 
“ 切り餅”と“焼き芋1/2”
糖質が少ないのは→切り餅
“ざるそば”と“ざるうどん” 
糖質が少ないのは→ざるうどん

交換表でも、うどんは80gで1単位、そばは60gで1単位)
     
“カップ○ードル”と“カップ焼きそば” 
糖質が少ないのは→カップヌードル
 “ポカリ○エット”と“アクエ○アス”
糖質が少ないのは→アクエ○アス
 果糖ブドウ糖液糖とは?
でん粉を酵素でぶどう糖に分解し、さらに一部を酵素によって
果糖にかえた液状の糖のことです。
     
成分表を良く見る習慣を!!
砂糖不使用とパッケージに協調しながら、成分表には
「果糖ブドウ糖液」と記載のある商品も出回っています。 
果物と上手なお付き合いを!
果物は指示エネルギーの範囲内で
1単位分余分に食べたら、20分のウォーキング 
次回糖尿病教室は「運動療法」
開催予定の11/14(木曜日)は世界糖尿病デーです!
 
平成25年7月29日(月曜日)糖尿病教室『低血糖・シックデイ・フットケア・歯周病について』
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   → →   
       
日 時:7月30日(月曜日)午後1時30分~2時30分
場 所:東館3階多目的ホール
テーマ:「低血糖・シックデイ・フットケア・歯周病」・・看護師
 
◎糖尿病の方に、ご家庭で気をつけて頂きたいポイントがいくつかありますが、
今回はその中から特に重要な4点についてお話しします。

①低血糖になったときチョコレートを食べてはいけないって本当?
②風邪をひいたとき、飲み薬をどうすればいいのか?
③靴擦れから足の切断に?
④歯周病を治すと糖尿病も良くなる?・・・etc 

     
 「低血糖について」講演したのは
病棟看護部のU看護師
空腹感・あくびなどの症状は警告症状です
この時期にブドウ糖を摂取するなどの行動が大切
低血糖かな??と思ったらすぐに糖分! 
市販の清涼飲料水でブドウ糖含有量が多いのは
ファンタグレープ・オレンジです
     
外出時に持ち歩くのに便利なブドウ糖には、
固形タイプと粉タイプがあります。
当院ではどちらもそろえていますので声をかけてください。
“こわ~い!無自覚低血糖”
低血糖を何度も繰り返していると、意識がなくなるなどの
中枢神経の症状が出ることがあります。
低血糖にならないようにするために日常生活での注意点は、 
早朝や空腹時の運動は避ける。
起床時の血糖測定を行い、クッキーなど軽いものを口に
してから運動する・・・などの工夫が大切です。
     
「シックデイについて」講演したのは
病棟看護部のY看護師 
ルール① 温かく、安静にする  ルール② 早めに主治医と連絡をとる 
     
 ルール③ 食事・水分・電解質を摂る  ルール④ 病状チェックをこまめにする 自分の服用している薬を知っておくことは大切です。
今話題のテレビドラマ「あまちゃん」 から

糖尿病薬の名前を覚えましょう

 
     
ここでちょっと“ブレイク!” ~市販の清涼飲料水を 使って甘味の体験(実験)~
甘味料を「常温の水」・「冷たい水」・「炭酸で割ったもの」3種類を用意。どれが一番甘く感じるか?患者さんに飲んでもらいました。

「常温の水」が一番甘く感じ、二番目が「冷たい水」、三番目が「炭酸で割ったもの」、という結果が出ました。
夏本番、暑さでたくさん汗をかく季節。この時期は炭酸入りの冷えたジュースなどの清涼飲料水が飲みたくなりますが、注意が必要です!
よく冷えた炭酸飲料や清涼飲料水は甘みをあまり感じませんが、糖分がたくさん入っている場合があります。
脱水症状を起こしてはいけないので、こまめな水分補給は大切ですが、糖分の摂りすぎにならないようにしましょう。

     
 「フットケアについて」講演したのは
外来看護部のY看護師
知らぬ間に水虫?・・・水虫のタイプは3つ 
「趾間型」「角質増殖型」「小水疱型」
本当は怖い家庭の医学~みずむし①~
糖尿病神経障害(足先の間隔が鈍い)のあるAさんは
熱いシャワーでやけどを負いました。
     
本当は怖い家庭の医学~みずむし②~
糖尿病患者のBさんは足先の傷口からバイ菌が入り、
蜂窩織炎を起こしました。
足の切断になるきっかけはちょっとしたこと~
タコ・やけど・靴擦れ・みずむし・巻き爪・深爪・・・ 
ちょっとした「みずむし」「傷ぐち」から重症化しやすい理由
     
毎日、足をよく観察する習慣をつけましょう。
(明るいところで足を見ましょう。手鏡を使ったり、家族の方に見てもらったりしましょう)
これからも外来受診の時に足を見させてくださいね(^_^.)
「歯周病について」講演したのは
外来看護部のU看護師
 
     
 歯を失う原因の第1位は歯周病(41.8%)です。 歯周病は「歯肉炎」と「歯周炎」をあわせたもの  自分では気づきにくいのが歯周病・・・ 
     
 歯周病にならないためには・・・・
口内の清潔・血糖コントロール・禁煙・太らない・・
大石病院 糖尿病友の会“オレンジ”への入会案内と 
糖尿病情報誌「さかえ」の紹介
歩いて学ぶ糖尿病おのみち糖尿病ウォークラリー大会
開催日時:H25年10月27日(日)(雨天中止)
開催場所:広島県立びんご運動公園(多目的広場) 
詳しい内容は大石病院外来看護部へお問い合わせください。

 
平成25年5月27日(月曜日)糖尿病教室『糖尿病 最新治療について』
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日 時:5月27日(月)1時30分~
場 所:東館3階多目的ホール
テーマ:①「J-EDIT(高齢者糖尿病患者を対象に全国39施設共同で6年間大規模介入研究)」の調査と結果について
講 師:管理栄養士
テーマ:② 「糖尿病 最新治療について」~第56回 糖尿病学会より~
講 師:大石 菜摘子(内科医師) 

5/16~5/18 熊本 で開催された日本糖尿病学会のテーマは、「糖尿病学の進化と絆」。
糖尿病学は様々な他領域の技術や学問と結びついて、まさに進化を遂げようとしています。一方、糖尿病患者数は増加の一途であり、
その阻止のためには様々な医療連携など、進化した糖尿病学による「絆」の強化も不可欠となっています。
今回は、学会の話題や糖尿病の最新治療等について糖尿病専門医が、また、当院管理栄養士がJ-EDITの調査と結果について
皆様にわかりやすく解説しました。
     
 当院管理栄養士 J-EDIT 調査方法  調査の結果①② 
     
 栄養に関しては・・・ 調査の結果③④⑤  決め手は“たんぱく質と野菜”
     
 ~肥満との関係では~
高齢糖尿病の肥満は食べる量より、
動くか動かないかで差が出る
どれだけ動けばいいのでしょうか?  ①極端な高血糖を避けながら低血糖を回避する
②活動量を増やす(出来るだけ歩く!)
③十分なたんぱく質(70g/日以上)と野菜
(1日に200g以上の表6と、緑黄色野菜70g以上)を摂取する

     
病院外来待合室にて管理栄養士による
栄養相談を実施しています!
6月の予定は6/7(木)、6/13(木)6/18(火)、6/24(月)です
 糖尿病専門医 大石菜摘子医師による
“糖尿病の最新治療について”
 HbA1cを下げれば下げるほど
心筋梗塞発症は減少するのでは・・・?

残念ながらそのことは証明されませんでした
     
HbA1cが下がるだけではダメ
低血糖を起こさないようにしてHbA1cを下げることが大切
 ~大事なことは~
太らない・運動をする・
肉をとりすぎない・野菜を食べる・禁煙・節酒
1年に1回は検査を受けましょう①
腹部エコー・腹部CT 
     
1年に1回は検査を受けましょう② 
便潜血検査・胃カメラ
大石病院 糖尿病友の会“オレンジ”では、健康増進のため、6月15日(土曜日)緑町公園にて
『みんなで緑町公園を歩きましょう!ノルディックウォーキング』を企画・開催いたします
会員の方も、会員でない方もふるってご参加ください。